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Posted by たまりば運営事務局 at

2015年12月29日

寒起こし

化学農薬を使用せずに野菜作りをしようとすると、
おのずと昔ながらの農法に辿り着きます。

現代のように、トラクターで粗く耕し、
その後に耕耘機で細かく耕すのは早くて楽ですけど、
土の中に幼虫達が居ようとお構いなし。
だから、そこへ畝を作っても虫達が孵って出て来てしまいます。
そうなると、その後農薬に頼らざるを得なくなるんです。

昔のように、鍬やスコップで土を掘り起こし耕していると、
虫が出て来る度に手を休め、そうした虫を踏みつぶしておく。
そうすることで、畝を作っても七割方の幼虫達は駆除されているので、
比較的に孵って出て来る幼虫は少なくて済むし、
これなら、何とか手作業で見つけて駆除することも出来るようになります。

昔の農法は、機械や農薬に頼らない分、非効率で収量は望めません。
しかし、農薬が使えなかった時代だからこそ、
今、無農薬で栽培しようとするなら、この農法の再現しか方法は無いような気がします。

冬の寒さが厳しい時期、土を掘り起こし、天地返しをして、
病原菌や虫達を寒さで駆除して、また、土の団粒化を防ぎます。

畝を作る予定の場所を膝くらいまで掘っていきます。



すると、30cm位の所からカナブンの幼虫が出て来ます。
秋と違って、この頃には体も少しオレンジ掛かっています。
可愛そうですが、全て踏みつぶします。




  


Posted by オオルリ陶芸会 at 22:38Comments(0)野菜作りと畑の様子

2015年12月25日

ふのり


今日は巷では年末の一大イベント、クリスマスですね。
八王子でも「夕やけ文化農園」でイルミネーションを飾っております。

畑は一年中、やることだらけです。
暇な日が全くありません。
夏も冬も仕事は山ほどあります。

無農薬栽培で頭を悩ますのは、なにもヨトウムシなど鱗翅目の幼虫ばかりではありません。
アブラムシも厄介な害虫です。
しかも、アブラムシは卵ではなく幼虫を産むので一気に殖えてしまうんです。

オルトランという農薬の粒を撒けば、三週間もアブラムシが寄り付かないのですが、無農薬栽培では使うわけには行きません。
そこで、当農園では濃い牛乳や食品の「ふのり」と言う海藻の一種を使います。
これを水に浸けて置くとネバネバの液体になります。
それをスプレーで噴霧するんです。
でも、残念ながら農薬ほどの効果ありません。(笑)





  


Posted by オオルリ陶芸会 at 16:56Comments(0)野菜作りと畑の様子

2015年12月23日

リサイクル


畑をやる上で常に必要になるのが雑草や残渣の捨て場です。
当農園では常に畑に穴を掘って、これらを堆肥にして、次の野菜の肥料として使います。
これらと牛糞堆肥などを組み合わせて野菜作りに活かします。


この光景は牛糞堆肥と並んで、畑の定期的イベントみたいに、風物詩として定着してしまいました。
  


Posted by オオルリ陶芸会 at 21:55Comments(0)野菜作りと畑の様子

2015年12月20日

牛糞堆肥

無農薬野菜に限らず、野菜作りの必需品はなんと言っても堆肥です。
堆肥と言っても様々ありますが、当農園では鶏糞・牛糞・馬糞などを中心に、刈り取った雑草や収穫後の野菜や残渣を使っています。
下の写真は、先日、トラック一杯積み込んで運んで貰った牛糞堆肥です。
まだ、発酵過程で湯気が立っている状態でした。
このままシートを掛けて1~2ヶ月寝かしてから使います。
トラック一杯ですからかなりかかりましたが、小袋の堆肥を買うよりはお得です。

牛糞堆肥はこの冬の時期でなければ買えません。
勿論、行けばいつでも売ってくれるのですが、
他の時期では蠅や臭いで近所迷惑になってしまいます。
虫の活動が収まったこの冬だから大量購入出来るんです。
これから、毎年恒例の光景・畑の一大イベントになるかも知れません。(笑)

中央の鋼管パイプの長さが4mです。



  


Posted by オオルリ陶芸会 at 21:14Comments(0)野菜作りと畑の様子

2015年12月20日

冬らしさ


ここ数日の寒さで、やっと冬らしくなってきましたが、この暖かさは異常です。

モンシロチョウの幼虫、アオムシは比較的に寒さに強く、遅くまで青野菜を食べまくっているのですが、ヨトウムシは蛹になるために野菜を離れていきます。
それなのに、今年はいつまでもヨトウムシの幼虫が見られます。
それも、まだ小さな3齢や4齢幼虫もです。
無農薬野菜を作る上で、最も厄介なのがこのヨトウムシとネキリムシと呼ばれるカブラヤガの幼虫ではないでしょうか。

ヨトウムシの産卵数はハンパなく多いです。
ですから、ネットを掛けていても数十匹が発生することなんてザラにあります。
私も、一番多く踏みつぶしたのは、このヨトウムシの幼虫でした。

来春の畝を作るために、あらかじめ雑草をこいで虫を寄せ付けないようにしておきます。
こうすることで、ネットの中は最小限の幼虫だけで済みます。
トウモロコシを来春に植えようかと思います。



畑を掘り返し、上層の土を全て振るった一角です。
こうすると、障害となる石が無いのでダイコンやニンジンなどの根菜類は真っ直ぐに育ちます。



  


Posted by オオルリ陶芸会 at 00:45Comments(0)野菜作りと畑の様子

2015年12月18日

秋の終わり、畑の様子


11月の畑の様子です。
遅蒔きの落花生が食べ頃になりました。
茹で落花生で頂くと、少し小豆のような風味でとても美味しかったです。
来年はもっと沢山植えて販売しようと思います。



そのお隣は、ソラマメとキャベツです。
右側のキャベツは特に虫の好きな野菜の一つでもありますから、冬までネットが無ければとても無農薬では栽培出来ません。
こうしてネットをしていても、かなりのヨトウムシが発生してしまいました。
それらを、昼と言わず夜と言わず、幾度も幾度も割り箸を持って虫取りに走り、何とか結球までこぎ着けました。
本来なら、春に食べようと思っていたキャベツですが、この暖かさでドンドン成長してしまい、秋冬キャベツになってしまいました。
ですから、少し葉が硬めですが、無農薬ですから市販のような農薬臭さはありません。



この後、キャベツと白菜の畝はネットを外して野菜達を寒さに当てます。
もう、これからは蝶や蛾が産卵することも無いですからね。
  


Posted by オオルリ陶芸会 at 23:07Comments(0)野菜作りと畑の様子

2015年12月17日

とにかく作ってみよう

夏の畑の様子です。

畑は、取り敢えず野菜を作ってみなければ始まらない。
とにかく初めてだから、自宅で消費する野菜を作ってみることにしました。
キュウリにトマトにナス、オクラ・ピーマン・唐辛子、トウモロコシやカボチャも好きだから沢山作ろう。

キュウリやカボチャはウリハムシがやってくるので、幼苗の時はネットを掛けて保護してあげます。
ネットに掛かるほどに大きくなったら、少々虫に食べられても問題無いのでネットを外します。
写真は遅蒔きのトウモロコシですが、こちらもネットで虫除けします。




オクラやナスは自家消費分だけ植えてみました。




カボチャはみるみる大きくなっていきます。





  


Posted by オオルリ陶芸会 at 22:04Comments(0)野菜作りと畑の様子